若い女性の抜け毛と薄毛の原因・対策・予防について。病院に行かずにできる対策方法は？若年性脱毛症について触れてみたいと思います。

若い女性の抜け毛と薄毛が増加中

若い女性に抜け毛や薄毛が増えてきているそうです。

何歳から「若い」というかは人によっても違うと思うので、年齢を厳密に線引きするのは難しいのですが・・・。

年を取れば頭皮も老化して、抜け毛・薄毛が多くなるのは当たり前。

40代だと加齢が見えてきたな・・・というところですが、

それより前、10代、20代、30代から抜け毛や薄毛が始まるのです。早い場合は10代ということもあります。

40代の自分が抜け毛や薄毛に悩み始めたら、自分の子供も同時に抜け毛や薄毛になっている・・・。そんなこともあるんですよね。

抜け毛・薄毛は若年化しています。

ですが、こうした若い女性の抜け毛・薄毛の原因は、40代から始まる加齢による抜け毛や薄毛とは異なります。

環境や習慣によって、加齢と同じくらいの「老化」を招いているのです。

10～20代の若い女性が全体的に薄毛になる事を「若年性脱毛症」と呼びます。

若年性脱毛症の原因は？

暴飲暴食や、偏食による栄養の偏り。
健康な髪と頭皮を維持する栄養素が不足し、揚げ物やスナック菓子、甘いものの食べ過ぎで異常に皮脂が分泌されていることがあります。

過度のダイエットによる栄養不足
10代・20代って、人目が気になるので、とにかく痩せたいと無理することがあります。髪にもダメージが大きいです。

夜ふかしや徹夜など生活のリズムが崩れている
熟睡している時に成長するので、睡眠不足が続き、疲れが取れないと、髪の毛の成長も妨げられてしまいます。若いと無理が効くので平気で徹夜したりしますが、しわ寄せが頭皮に来ることも。

精神的ストレスにより、自律神経が乱れる（イライラ、怒り、不安やプレッシャーの繰り返し）
受験勉強や試験、学校の人間関係など、昔と比べて現代の若者は精神的なストレスが大きくなってきています。学生から社会人になるなど、環境の大きな変化も経験します。
精神的に緊張状態が続くと、頭皮も緊張し、硬くなります。皮膚の血流が悪くなり脱毛がおこります。

髪型によるもの　ポニーテールやシニヨンなどのまとめ髪を毎日している。
髪の毛を無理に引っ張るヘアスタイルをしていると、毛母細胞に栄養を運ぶ毛乳頭が萎縮し、血流が悪くなります。その状態が続くと、抜け毛が増加し、薄毛につながってしまいます。

また、いつも分け目を同じところにつけていると、分け目の部分が日焼けしたり、ダメージを受け、薄くなってしまいます。時々分け目や髪型を変えてあげたほうがいいですね。

若いころから整髪料・パーマ・やヘアカラーで頭皮にダメージを与えている。
最近は中高生の時期から、ヘアワックスやスタイリング剤で髪型をアレンジする女性が多いですよね。

髪の色を変えるのも当たり前のようになってきましたが、ブリーチやカラーリングなどは、やはり髪と頭皮に負担をかけてしまいます。

間違ったシャンプー・リンスの使い方。
最近はシャンプーが数多く出ています。いろんな成分や効能をうたうものだけでなく、若い女性をターゲットにした製品では、オシャレなボトルや香りにこだわったものなどのバリエーションが豊富です。整髪料を落として頭皮をきれいにするための力が不足していたり、逆に洗浄力が強すぎて本人に合っていなければ、抜け毛の原因になります。

若い女性の薄毛は、老化を進めている生活習慣を改めれば、抜け毛薄毛が改善するスピードも速いです。

いきなり抜け毛・薄毛で病院に行く前に、こうした生活習慣を見直してみるといいでしょう。

それでも進行してしまう、異常脱毛や薄毛は、病院に相談となりますし、

抜毛癖や拒食症など、明らかに背後に病気がある時も、速やかに病院に相談したほうがよいですね。

生活習慣に思い当たるフシがある場合は、習慣を見直すことから始めましょう。

ちなみに、私が使っている頭皮ケアシャンプーや育毛エッセンスの開発をされた、育毛アドバイザーの田村マナさんは、

20代で薄毛になったそうです。

その経験を元に、製品を開発や育毛のアドバイスをされているんだそうです。（今はとてもきれいな髪をされています。）

若い頃から、日ごろのケアが大切なんですね。

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