薄毛改善のためのお料理レシピ。今日はかぼちゃと小豆です。育毛に良い食材の組み合わせです。かぼちゃの種も育毛に良いんですよ。食べ方を一緒にご紹介します。
かぼちゃはビタミンＡ・Ｂ・Ｃ・Ｅが揃って豊富な緑黄色野菜。育毛にも積極的に食べていきたい食材です。薄切りにしてフライパンで焼くだけでもおいしくいただけます。育毛に効果的とされているベータカロチンは、かぼちゃの皮の部分に多く含まれているので、調理する時には皮もしっかり食べられるようにしましょう。
小豆はビタミンＢ１・Ｂ２をはじめ、カルシウムや微量ミネラル、食物繊維も豊富に含まれるほか、血液をきれいにするサポニン、抗酸化力のあるポリフェノールが豊富です。
一般に豆類は調理が面倒（茹でこぼして長時間火にかける必要があるので）だと敬遠されがちですが、今回は魔法瓶を使って手間をかけずに調理する方法をやってみたいと思います。
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かぼちゃとあずきのいとこ煮で育毛
【材料】
・かぼちゃ 1/2
・小豆 50ｇ
・酒 大さじ４
・しょうゆ 大さじ４
・黒砂糖 もしくは 蜂蜜 大さじ４
・水 400ｃｃ
【作り方】
①魔法瓶（保温ポット）の高さ１／３位まで洗ったあずきを入れ、熱湯を満量いれて蓋をし、一晩置きます。
翌日、ポットの小豆をざるにあけてさっと水洗いします。
②かぼちゃは種とワタを取ります。できればワタの部分も栄養豊富なので一緒に食べるのが理想ですがお好みで。
③水・しょうゆ・黒砂糖か蜂蜜を鍋に適量加えて煮立たせます。皮ごと一口大に切ったかぼちゃと一緒に小豆も入れて、味が染みるまで煮詰めます。
あずきは、通常茹でこぼしを行うことで、渋みやアクが取れて洗練された味わいになります。今回は手間を省くために魔法瓶を使いました。市販の茹であずきを使っても良いですが、無糖のものを選んでください。
蜂蜜や黒糖をつかうとミネラルたっぷりで育毛に効果的です。
かぼちゃの種も育毛食材！捨てずに食べちゃえ！
かぼちゃの種は捨ててしまうことが多いと思いますが、実は栄養豊富な育毛食材なのです。
亜鉛や鉄を筆頭にミネラルが豊富。ビタミンEやビタミンB1、B2なども豊富です。良質なたんぱく質も含まれています。
さらに特筆すべきは、かぼちゃの種には、“リグナン”というポリフェノールの一種が含まれていること。リグナンは高い抗酸化力を持っていることに加え、大豆などに含まれるイソフラボンと同じように、女性ホルモンのエストロゲンと同様の働きをするとされています。アラフォーも後半に入ってきたらば積極的に取りたい食材ですね。
また、男性型脱毛症および女性の脱毛症に対するジヒドロテストステロン（DHT）の作用を阻害することから、育毛に効果的という報告もあります。
脱毛の原因は、男性ホルモンのテストステロンから変化するジヒドロテストステロン（ＤＨＴ）によるものだということが現在分かってきていますが、かぼちゃの種のリグナン類がＤＨＴの生成をうながす「5α-リダクターゼ」という酵素を阻害することで、ＤＨＴの産生を抑制するのだそうです。結果、薄毛の改善につながるという説です。
と、育毛に対しては様々な理由によりかぼちゃの種が有効とされています。かぼちゃの種さえ食べていれば、即髪がフサフサ～とまではいかないでしょうが、少しずつでも食事やおやつに取り入れることで、栄養面で改善に貢献してくれる食材ですよね！
【食べ方】
かぼちゃの種をワタから取り出し、よく洗ってから天日干しにします。
時間がない場合は電子レンジで軽く３０秒ほど温めれば水分が飛びます。
カラカラになったら、油は使わずに、弱火のフライパンで炒ります。
こんがりとしたキツネ色になったらでき上がりです。
食べるのは、きつね色になった殻の中にある、緑色の種の部分です。種を縦に噛んで割るか、ハサミで種の先っぽを切って中身を取り出して食べます。
お好みで塩をまぶして食べるといいですよ。
かぼちゃの種はリノール酸をメインとした良質な脂肪も豊富です。その分、カロリーも高いですので注意してください。毎日少量食べるなどして取り入れてみてはいかがでしょう？
種を炒って食べるのがめんどくさいという場合は、食用に種だけでも売ってます。油や塩や添加物（調味料）がついていない新鮮なものを買って、好みで食べる時に塩を振って食べるといいですよ。ロースト（素焼き）されているものは手軽にすぐ食べられますので手間いらずです。
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