
最近、髪のうねりが増えた気がする。私、クセ毛だったっけ?と思ったら加齢による髪のうねりです。年を取ると髪のうねりが出てきます。原因と対策についてまとめてみました。
アラフォーになって急に髪のうねりが発生
以前はそれほどでもなかったのに、最近なんだか髪の毛がうねる。
クセが年々強くなって、髪がまとまらない。
表面の髪の毛がチリチリになっていて、広がって仕方がない。
40代になってから、急にそんな経験されている方、多いのではないでしょうか。
髪がうねると、まずキレイにまとまらないし、スタイルも決まらないですよね。朝スタイリングの時に困っている人も多いと思います。
しかも、髪のうねりが増えれば増えるほど、髪の表面で、「面」になる部分が減るので、ツヤも感じられなくなってしまい、一気に老け感も増してしまいまう・・・。私も相当悩まされていました。
加齢で進む 髪のうねり
加齢による髪のうねりの発生については、ヘアケア製品を出しているメーカーの花王さんがちゃんと調査をされているそうで、
最近6カ月間に、パーマをかけていない女性230名の協力のもと、1人1人の髪のツヤを、手触りなどの官能評価と数値化したツヤ値とで評価したところ、
20代で髪のうねりの髪が発生する頻度は36%だったのが、年齢が上がるのに比例して、60代では75%にもなったとのこと。
年齢とともに、髪はがうねる傾向にあるのは明らか。気のせいなんかじゃありません。残念ながら髪も老けているってことなのです。
髪のうねりの原因は?アラフォー特有の事情があった!
髪のうねりの原因はなんなのでしょう。
うねりの強い髪と直毛とは、どのような違いがあるのでしょうか? 気になったので調べてみました。
1本の髪は大きくわけると3つの層からできています。外側からキューティクル、コルテックス、メデュラです。
よくシャンプーやトリートメントのCMで耳にするキューティクルは一番外側で、髪のツヤや感触を大きく左右します。
髪のうねりの原因はこのキューティクルではなく、もう一つ内側のコルテックスという細胞の構造に関係しています。
1本の毛髪はコルテックスが束になったもので、1つ1つのコルテックスの中には縦方向に繊維が走っています。
この繊維が並行に並んでいるか、ねじれて並んでいるかの違いによってコルテックスは2種類に分けられます。うねりの強い髪の毛ほど、2種類のコルテックスの分布に偏りが大きいんです。
髪の毛の内側の細胞が既にねじれてしまっているので、髪の毛が生まれる時から、既にうねっているわけです。
コルテックスは栄養分を補ってあげれば、ある程度改善することができますので、トリートメント剤等で効果を感じることもできるようです。
しかし、トリートメントでうねりを改善する物を使っていたとしても、次々とうねった髪が生えてくるので、根本的な改善にはなりません。
髪の形状は、毛穴の形で決まります。
直毛の場合、毛穴そのものがまっすぐで、くせ毛の場合は、毛穴そのものが曲がっているため、毛穴で髪がつくられる時に湾曲してしまうのです。
年をとってから、髪の毛がうねり始めた、ということは、頭皮の毛穴が加齢によって曲がってしまったということ。
頭皮も皮膚なので、顔の皮膚と同じように、加齢とともに弾力を失って行きます。
頭皮自体の厚みが薄く硬くなる。⇒ 毛穴がななめになり、曲がる
頭皮がたるむ ⇒ 毛穴もたるんでゆがむ
こうして加齢による髪のうねりが発生してしまうんですね。
アラフォーの髪のうねりには頭皮ケアが必須!
加齢による髪のうねりの原因は頭皮にあります。頭皮を若返らせることが髪のうねりの改善につながるんですね。
既に生えている髪の毛よりも、頭皮の状態を良くするアプローチが、根本的な対策と言えます。
シャンプー剤をまず見直しましょう。頭皮も老化が始まっています。これまで使用していたものが、だんだん合わなくなっているかもしれません。アンチエイジングを目的とした製品に変えてみましょう。
頭皮の毛穴を正常に保てるよう、頭皮の潤いと弾力を保ちたいもの。お顔のスキンケアと同じように、頭皮にも育毛剤・育毛エッセンスを使ってあげるべきです。洗髪後に育毛剤を付けてマッサージすることで、頭皮のタルミ対策になります。
アラフォーの髪のうねりは、努力次第で挽回できます。きれいな髪を取り戻しましょう!
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